HI-CONDITION

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HI-CONDITION

BLOG

2021/06/11 20:10

【 Tea spoon and dessert fork 】

ティースプーンとデザートフォークが完成しました。

新潟県燕市にある《 燕物産 》さんにオーダーさせて頂きました。

100年以上の歴史をもち、「 日本最初の金属洋食器製造専門メーカー 」です。


インスタを前々からフォローさせて頂いていて、今回担当して下さった捧( ささげ )さんが書かれていた


『 ヨーロッパのカトラリーを模倣し、高級品とは何か突き詰める100年だった。次の100年は、日本のカトラリーを、模造品ではない本物のカトラリーを世界に発信するんだ 』


という、社長でもある捧さんのお父様の言葉に感動して、今回依頼させて頂きました。

「 Instagramをきっかけに一緒につくりたいと言っていただけたのは長田さまが第一号です! 」と返信があり、気合い入りまくったのを覚えています。


捧さんにまず《 山下陶苑 》さんとのマグカップ製作話しを読んで頂き( 押し付けた )、それに合うカトラリーを作りたいんです!という無茶ブリ。


「 1つ1つムラ感出せますかー? 」など、山下さんで学んだはずの失礼な質問を、今読み返しているとめちゃくちゃしている。

それに対しても捧さんは懇切丁寧に、全て答えてくれました。

ファーストタッチでグイグイ失礼な事言うの、いい加減直したい。

捧さんすみませんでした。


そして、今回は燕物産さんオリジナルのカトラリーに、HI-CONDITIONのロゴを入れて頂くことに。

捧さんはコストを抑えられる" レーザー加工 "を勧めて下さりました。

しかし、数作らないくせに無知で生意気な長田は、金型を作るハイコストの" プレス加工 "を選択。

なぜ、そちらを選択したか、そう、それは、


「 カッコ良いんだもん 」


です。

HI-CONDITIONのロゴが凹みで入っている。

触ると手の感触が残るロゴ。

間違いなくカッコ良いじゃないか!とプレス加工でお願いしました。

デザインはもちろん《 Mitsuyo Futaba 》に依頼。


この細かいデザインがかなり大変だったらしく、


「 実は出来上がりに納得いかず刻印を修正をしていたため、通常より時間がかかってしまいました 」


と捧さんは合計で金型を2回修正したそうです、、、。

仕上りは見ての通り、針の先の細かい部分まで、綺麗に表現されました。

仕上げは " ピカピカのミラー " " ビンテージ " " マット " など数ある中から《 ツヤ消しマット 》を選択。
素材はステンレスで、隅から隅まで仕上げているのでとても美しいです。

飽きがこない、100年使える逸品になりました。


「 山下さんが作ってくれたカトラリーレストに見合う食器を! 」とスタートしたこの企画。
結果的に、W主役の素晴らしい製品が完成しました。
燕物産さん、捧さん、職人さん、本当にありがとうございました!


《 PLATE MARKET 2021 》

2021/6/12( Sat ) 〜 6/20( Sun )

12:00 ~ 19:00

《 開催場所 》

Gallery&Studio HI-CONDITION

〒111-0053

東京都台東区浅草橋2-13-2

03-3865-3359

main@hi-condition.com

https://hicondition.theshop.jp/